福知山への想い
子育てしながら考える福知山の未来
私は福知山で生まれ育ち、これまでずっと福知山で生活をしてきました。都市部での就職を考えた事もありましたが、目の見えない父、一人で店を切り盛りする母の事も考え、地元福知山で働くという道を選びました。
そして福知山で結婚し、子供も生まれ、これからも家族と共に福知山で骨をうずめる覚悟で暮らしております。
ただ、その一方で日増しに強くなるのは、「わが子が大きくなり同じように家族や家を構える頃、福知山に住みたいと思ってくれるのだろうか」という想いです。
福知山に迫る危機
「国立・人口問題研究所」によると、2040年には福知山市の人口は60,414人と現在より2万人以上減ると予測されています。そのうえ2年連続の水害は、人口の流出をさらに加速し産業も衰退させてしまいます。
私の家も床上浸水し、非常に厳しい試練を受けました。
更に問題なのは、若者人口が極端に減る一方で、高齢者人口は維持もしくは、増えていくという事実です。
現役世代が減って税収入が大幅に減るという反面、社会保障費が増大し税支出は増えていきますので、根本の仕組みから変え、今までのような無責任な市政運営から脱却しなければ、福知山や私たちの生活は維持できなくなるでしょう。
破綻、消滅という危機が現実的にすぐそこまで来ているのです!
意識と価値観を変える
福知山市を消滅させない為には、全ての市民がこの厳しい現実を受け止め、それぞれが未来に向けて出来ることを始めるという努力が必要です。しかし、努力と言っても節約し質素で貧しい生活を求めている訳ではありません。
例えば・・・
・行政は、医療機関と協力しながら、病気の予防に力を入れ、医療費を抑える。
・高齢者には、今より健康で元気に長生きしてもらい、介護、医療費を抑える。
・子育て世代には、育てやすい環境で子育ての負担を減らす。
・特区制度を活用し、企業は商売がしやすく利益も出しやすい仕組みをつくり、社員に多くの給与を支払えるようにする。
・農業や林業は、収入が多く安定する仕組みを作り、新規就業者を増やす。
これらは今までのように多くの税金を使うことなく、意識と価値観を変えれば可能な事ばかりなのです。
そして福知山に住む一人ひとりが充実していくことにより、良い循環が生まれおのずと危機的状況から脱することも可能になります。
今、私たちにできる事
そのためには、私たちみんなで必要ないものや、ムダの多いものなどをしっかりと見極めて、未来の為にどこに財源や人材を投入していくかを一緒に考えていく必要があります。もう時間はありません。
「自立して持続できる福知山」を作るための一歩を一緒に踏み出しましょう!
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